記憶

嫌なものがあります。
火事です。
最近、色々な場所で火災の事件が出てますが本当に恐ろしいです。
新聞で、隣の市で大きな火災があったなどの記事も見ると胸が痛くなります。
大きな宿泊施設での火災も恐ろしいニュースでした。
死者も出ているしケガ人も多数。
行方不明者も出ているくらいの大事件。
火災というのは一生消えない記憶の一つです。
私自身が火災で家を失いました。
自宅が全焼し、隣の家も半焼になるくらいひどいものでした。
夜中に煙で飛び起きたら、すでに兄の部屋は火の海。
両親をたたき起し、足の不自由な祖母を抱きかかえて外に出ました。
消防もなかなか来ないし、来ても一台。
混乱した母が飼っていた猫を探しに家に入ろうとしたので全力で捕まえて抱きしめました。
その時に、隣の窓が吹き飛び火柱が上がりました。
家に入っていたら死んでいたでしょう。
あまりにも遅い消防の作業に怒りをあらわにすると、裏で「訓練のつもりで流れを確認しながらゆっくり頑張れ」と、明らかに新人で作業が遅いし、指導側のずさんな態度が分かってしまいました。
大声で、「ふざけるな、ちんたらやってないで作業しろ」と泣き叫びました。
結局1台の消防車では手に負えず全焼してしまいました。
猫も死んでしまいました。
あのふざけた態度の作業により全てのものを失いました。
他の火災はなかったし来れるはずの消防車が来ないだなんてありえない。
そう思った他の住民が新聞社に記事として掲載してくれました。
それは少し救われました。
でも恨む気持ちは一生消えないし、恐怖の気持ちも一生消えません。
いつ起きるかわからないので、絶対に起こさないように日々気をつけていきたいです。